分母の有理化

数と式
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今日の1題

分母の有理化4

分母の有理化

分母の有理化とは,\(\frac{1}{\sqrt{2}}=\frac{\sqrt{2}}{2}\)のように,分母にある無理数を有理数に直す操作のことです。中学ではこれで十分ですが,高校になると分母に\(\sqrt{ }\)が2個,3個あるものを有理化する問題が出てきます。次の問題を考えてみます。

分母の有理化1

次は分母の\(\sqrt{ }\)が3個ある場合です。

分母の有理化2

この問題は3つの\(\sqrt{ }\)を2つ,1つの組に分けて考えます。つまり,

 \(\frac{1}{\sqrt{a}+\sqrt{b}+\sqrt{c}}=\frac{1}{(\sqrt{a}+\sqrt{b})+\sqrt{c}}\cdot\frac{(\sqrt{a}+\sqrt{b})-\sqrt{c}}{(\sqrt{a}+\sqrt{b})-\sqrt{c}}\)

のようにして計算します。ここで,大切なのは\(a+b=c\)となるときは,\(\sqrt{a}\)と\(\sqrt{b}\)で組を作ると,

 \(\{(\sqrt{a}+\sqrt{b})+\sqrt{c}\}\{(\sqrt{a}+\sqrt{b})-\sqrt{c}\}\\=(\sqrt{a}+\sqrt{b})^2-(\sqrt{c})^2\\=a+2\sqrt{ab}+b-c=2\sqrt{ab}\)

となるので,分母が簡単になり,その後の計算が楽になります。次の問題のように\(a+b=c\)とできないときは,どのような組合せでもよいので,ひたすら計算するしかありません。このような問題は決して良い問題とは思えませんが,1つあげておきます。

分母の有理化3

それでは,今日の1題

分母の有理化4

この問題も4つの\(\sqrt{ }\)をどのように分けて計算するかがカギになります。解答を見ながら考えてみて下さい。個人的には別解のようにできる場合は,別解のようにやるのがよいと思います。いかがでしたでしょうか。最後に類題を1つ付けておきます。

分母の有理化5

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